こんにちは、架空ペットのコニーです!
ここからは、アウシュビッツ収容所内の写真が出てくるので、苦手な人は引き返してね!!
平和なヨーロッパ周遊記はこちらから
日本語ガイド「中谷剛」さんの予約方法
結構、中谷さんの予約方法が分からなくて日本語ツアーに参加できない人が多い印象
彼に直接メールを送るんですよ
メールアドレスはこちら
どうやってメールを送れば良いの?
べるはこんな感じにメールしたよ
でも、自分で考えて送るといいでしょう
中谷剛 様
初めまして。
べると申します。突然ではございますが、
アウシュビッツ収容所の日本語ガイドをお願いしたく、 ご連絡させて頂きました。
20XX年XX月XX日〜XX日の間でご都合の良い日はありますか?
可能でしたら、XX日もしくはXX日だとありがたいのですが、XX日でも問題ございません。突然のご連絡失礼いたしました。
お手数おかけして恐縮ではございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 べる
料金は150ズオチ(約6000円)現金だったよ
9人という少人数だったからかもだけど、もっと大人数だと安くなるみたい
9人もいたんだね!
みんなどうやって中谷さんのツアーに参加したんだろう?
聞いてみたら、みんなメアドを探し出してメールしてたよ!
検索能力が問われるよね
アウシュビッツへの行き方
バス・電車・特急で行く方法があったかな
べるはバスで行ったよ
電車だと、チケットの買い方が分からないって言ってる人がいっぱいいた
バスはどうやってチケット買ったの?
バスターミナルに行って、販売所で「オシフィエンチム」までお願いしますって言えばオッケー
18ズオチ(約700円)だったよ
バスの運転手からも買えるらしいけど、少し高くなるかも
時刻表はこちらだよ
乗り場が、1階と2階あるよ
チケットに書かれてる乗り場のアルファベットないなって思って、下降りたらあった
私が行った時は、1階から出発してたけど、2階から出発することもあるかも
アウシュビッツ到着!早々日本人参加者と仲良くなる
ポーランド、アジア人いないから、中谷さんと日本人ツアー参加者すぐ分かる!
中谷さんも、顔見て「あの人そうだね」って判断してたw
前にすでに言及してたけど、9人も日本人いたんだね!
びっくり!
あまりにも街中に日本人いないから、もっと少ないと思った
1組4人家族が居たんだけど、あとはみんな一人旅
逆に友達と一緒に来れる人なんていないよね
その中に、女性一人旅の方もいて!
一瞬で仲良くなった
もちろん、男性陣ともめっちゃ仲良くなった^^
どんな人が参加してたの?
女性の方は、私と同じく、小学生の頃からアンネフランクが好きで、いつか絶対にアウシュビッツ収容所に来たいと思ってたって
男性たちは、仕事の出張で来た人、有給を使ってきた人、大学生がいたよ
アウシュビッツツアー開始
「 ARBEIT MACHT FREI(労働が自由をもたらす)」
もちろん自由なんて来ない
実際には、多くの人が過酷な労働と虐殺で命を落とした
ついに来たんだね…
すごく有名な場所
来た感じ、どお?
なんかね…
ここが収容所って言われなければ、建物も周りもすごく美しい場所だったんだよね…
この道も収容者たちによって作られたため、道路を舗装できないんだって
ツアーでベビーカーの参加者がいたんだけど、ちょっと動かしにくそうだった
展示室へ
こっから、囚人から取られたものや義足などの実際の写真があるから、閲覧注意です!!
収容者がこっそり写真を撮ったから、ぶれぶれなんだけど、こういう写真がすごくリアルを物語っている
この写真はどんなものなの?
聞いた内容を忘れてしまったので、AIによってこの写真について聞いてみたよ
1944年にアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所で撮影された歴史的に重要な写真の一つだそう
写真には、ガス室に向かって追い立てられている人々の姿が映し出されている
この写真は、当時の収容所での出来事を記録した数少ない証拠の一つとして大きな歴史的価値を持っているそう
AIによると、ギリシャ出身のユダヤ人アルベルト・エレラによって隠し撮りされたものと考えられるそう
撮影は命懸けの行為
写真は意図的にぼやけていて、動きのある状況下で急いで撮影されたことが伺えるとのこと
ガス室で使用されたZyklon Bという殺虫剤
人々は殺虫剤で殺されたのであった
数分で酸素欠乏によって殺されたとのこと
殺されてからは、囚人たちによって髪の毛、金歯、詰め物などを剥ぎ取るように強制されたとのこと
髪の毛は民間企業に売られて、船のロープやマットレスにされたそう…
そんなマットレスまじ嫌すぎる…
囚人から集められたメガネたち
義手、義足など
囚人たちが持ってきたお皿たち
囚人たちが履いてきた靴
よく見ると、ヒールだったり、綺麗な靴がたくさんあるんだよね
私たちはちゃんとした人間なんだっていうアピールのために、自分の持っている一番良い靴を履いてきたんだって
同一人物のスーツケースと靴が見つかった非常に珍しいケース
これについて語ってくれてたんだけど、、、忘れてしまったToT
AIに聞いても特にピンとくることは言ってくれず
ただ、ここから分かるのは、確かにS.L. STEINBERG LUDWIGという人物は存在していて、統計上の数字ではなく、1人の物語がそこにあったということ
収容所内
藁のベッド
布団
お手洗い
もちろん個室ではない…
もう人として扱われてないのがよく分かるよね…
洗面所
石鹸を置けるスペースがちゃんとある
ここでの生活はちゃんとしているんですよっていうアピールだったかな…
時間が少し経ったので、ツアーで聴いたことめっちゃ忘れてしまう悲しい…
個室!!!
ここは、囚人たちのリーダーが与えられた個室
どんな人がリーダーになるかっていうと、性格の悪い人がなるみたい…
こうやって囚人たちに差をつけることによって、反乱をさせないようにしたんだって
普通の人はこっち
このベッドに何人もの人が一緒に寝てたんだって
死の壁
ここは、死の壁と言われた銃殺現場
主に有名人や著名人、反ナチス活動家や政治犯、スパイ容疑者などがここで殺されたそう
公開処刑されることもあって、他の囚人たちに見せしめとして行われることもあったそう
収容所の敷地内
ただの棒に見えるけど…
集団絞首台
脱走や情報漏洩をした人などがここで吊るされたそう…
それをみんなが見るように強制されて、吊るされた遺体は、警告として24時間以上放置されていたとのこと
ガス室
シャワー室と呼ばれたガス室
労働に適さないとされた、女性や子供、老人などの多くがここで殺された
天井を見ると穴が空いていて、そこからガスを入れられていたとのこと
ガス室の隣に設置してある焼却炉
ビルケナウ収容所(アウシュビッツII)
アウシュビッツI(アウシュビッツ本所)からバスで数分走ったところにあるよ
こちらもすごく有名な場所だよね
こんな小さな箱に50〜60人くらい詰められて連れてこられたそう…
この広場で実際に並ばされて、誰がガス室に行くかなどの判別をさせられた場所
爆破されたガス室
戦争犯罪の罪を逃れるため、大量虐殺の証拠隠滅しようと、ナチスはガス室や焼却炉を爆破したよ
でも、一部残されたガス室や、生存者の証言によって、ナチスの証拠隠滅は失敗し、裁かれることになったよ
実際にアンネが居た部屋
アンネが居たとされる小屋
小屋入ってすぐのところに小さな部屋があったんだけど、それは食事を配給するためのスペースらしい
配膳係とかは、収容者内のリーダーがやってて、賄賂があったりして、均等に配られないことは多々あったそう…
リーダーって、どういう人がなるんだっけ?
AIに聞いてみたところ、
自分が生き残るために他人を犠牲にするような人や、ナチスに協力的な人が選ばれやすかったらしい…
生き残るため、少しでも待遇をよくするため、他の人たちに厳しくしてたんだって
こうやって、収容者同士で競争させたり監視させたりすることで、ナチスは反乱を抑制してたそう
生き延びるために、他人に厳しくせざるを得ない環境だったんだね…
べるやみんなだったら、他人に優しくしてた?それともリーダーになってた?
ツアーに参加した時は、自分はリーダーにはなれず、すぐに死ぬだろうって思った
でも改めて考えてみたんだよね
普段は優しいと言われるべるですが、極限に追い込まれるとそうでもなく…
ワーキングホリデーでオーストラリアにいた時は、周りから怖いって言われてたらしい^^;
確かに他人に冷たかったと思うけど、悪事を働くことはなかったな
自分の食材盗まれたりしたけど、自分がやり返すことはなかったし、サボることは極めたけど、それくらい
だから私がもしここにいたら、脱走したり反乱起こそうとしてすぐに殺されるか、感情殺してナチス側につこうとするも、悪を極められなくて中途半端か、、、、でもリーダーの素質はあるかもしれないと思った…
怖いね…
ポーランドの冬は-20度にもなるそう
寒すぎて流石に死んじゃうから、暖房はあったんだって
勉強になるアウシュビッツに関する本「夜と霧」
ガイドの中谷さんにおすすめされた本を紹介するよ
筆者はアウシュビッツに送られたユダヤ人だった
そこでの生活は本当に劣悪だったそう
そんな極限な状態で、筆者は人を観察し、自分自身とも向き合う
収容所の生活は、希望を失うほど酷いものであったが、「なぜ生きるのか」という問いに対する答えが、希望になると気づいた
生きる価値について深く考えさせられる本とのこと
この本は、収容所の生活について詳細に書かれているんだそう
勉強になるアウシュビッツに関する映画
スティーヴン・スピルバーグ監督作のすごく有名な映画「シンドラーのリスト」
シンドラーとは、ナチスによるユダヤ人大虐殺の中、1100人以上のユダヤ人を救った英雄
この映画、実話に基づいている!
実際のシンドラーの工場は今博物館になってるよ
ナチスの子供と、収容されてるユダヤ人の子供が鉄格子越しに友達になる話
子供は、お父さんが何をしているのか知らない
収容されてる人たちがなぜ収容されているのか、そこがどんな場所なのかも何も知らない状態から始まる
残酷な描写はほとんどないんだけど、戦争の酷さがよく分かる
ラストは本当にすごかった…
クラクフ中央駅までの帰り方
次のバスの便がかなり遅くなってしまうので、電車で帰った方が良いでしょうってガイドの中谷さんに言われ、みんなで徒歩20分くらい歩いて駅へ
切符自販機で切符を買ったんだけど、値段は同じで違う駅の切符を買ってたみたい^^;
窓口で買うのが良いと思う!
アウシュビッツを見終えて
アウシュビッツを出る時に、大号泣して走り去ってく女性が居た…
あの涙…ちょっと忘れられないな
アウシュビッツを見終わった頃には、食欲がなくなるとか、悲しくなるとか、色々聞いてたんだけど…
なぜだか、自分はそうはならなかった
子供が亡くなるとか、みんなが逃げる写真とか、そういうの見て泣きそうにはなったけど、いつもの自分がいた
それが、とっても悲しかった
なぜこんなことが起こってしまったのか、今後防ぐためにはどうすればいいのか
もっと知りたいと思ったし、勉強したいと思った
ヨーロッパの人は、一ヶ月以上かけて勉強するところを、今回のツアーで3時間で説明するから、話しきれないんだって言われた
私、歴史大嫌いな授業だったんだけど、唯一この第二次世界大戦についてはちゃんと授業聞いて点数も取ってたはず
でも、日本ではさらっと学び終えてしまってた気がする…
私はこの歴史を時間かけて学びたいなと思った
そして、今回のツアーで聞いたこと、学んだこと、見たものを忘れないように、このブログに残す